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陸前高田復興支援・古紙収集のお礼

10月8日土曜日に、田口社長、工藤企画室長、CSリサイクル部部長西川の3名で陸前高田の保育所を訪問しました。

2011年の東日本大震災直後から、保育所復興支援を行ってきましたが、今回で第6回目となりました。発起人は、アイルグループの顧問の高橋行政書士で、アイルグループはじめ同氏の関係する企業や個人が多数支援活動を応援してきました。同氏は廃棄物の専門家で、資金集めは、新聞、ダンボールなどの古紙を回収して現金化し、支援物資を届ける方式。単にお金を出すのではなく、汗をかいて必要なものを届けようというものです。

今回、アイルグループ各社の皆さんに、広く協力をお願いしたところ、1週間で古紙を集めていただき、協力会社のグリーンロジテック様のご協力を頂いて、合計古紙2.5トン、33,340円を義援金として高橋行政書士にお渡しすることができました。皆様のご協力に心から感謝いたします。

さて今回の訪問に先立って支援訪問が必要かどうか、市内の7保育所にアンケートをお送りしたところ、今回は3保育所から回答がありました。希望のあった物資は、歯ブラシ、文房具、おもちゃなどでした。高橋先生と手分けをして、3保育所を訪問しました。私たちは、米崎保育所を担当。0才から小学校入学前までの100名の園児が通っている大型の保育園ですが、訪問した日は土曜日ということもあって、40名のかわいい子供たちが待っていてくれました。子供たちは、「おゆうぎ」と「おうた」で迎えてくださり、田口社長のあいさつに感謝の言葉を頂いて、「また来てください。」と見送られました。

陸前高田の復興は、この5年半で進んでいるかというと、「奇跡の1本松」はレプリカ保存されましたが、実は盛土などの土木工事が中心で、街づくりはまだまだ。保育園の先生の話ですと、少子高齢化がすすみ、人口は毎年100人ずつ減少し、2万人を割り込んでいるとの事です。宿泊した宿は、きれいに改装され、被災直後と見違えるようでしたが、宿泊客は、私たち3名以外は数人でした。マスコミの報道されない復興の大変さが感じられました。

アンケートの回答が3施設からだけでしたので、実のところ、出発前には、今回で支援は打ち切りも考えましょうかと相談していましたが、陸前高田を訪問し、園児たちの姿や、先生かたの苦労のお話を聴き、宿のご主人の姿を見ていると、訪問して話をすることの重要性を感じさせられ、地元にお金を落とすこと自体が支援になるなと感じました。

子供たちと約束しましたので、来年も訪問します。どうかご協力お願い致します。

CSリサイクル部部長 西川昇

 

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